浄水場の運転管理における夜勤は基本的には「すごく楽」だと感じます。
ただ、やはり「大変」と思う時もあります。
夜勤特有の生活リズムや自由時間、健康面など、メリットとデメリットが明確に分かれる仕事です。
本記事では、浄水場の夜勤が本当に「楽」なのか、実際の業務内容や経験をもとに、初心者にも分かりやすく解説していきます。
浄水場運転管理の夜勤は本当に暇で楽なのか?
結論から述べると、めちゃくちゃ暇で楽です。
入社してから取得した資格の勉強は全て夜勤中に行いました。
このブログの運用も、ほとんどは夜勤の暇な時間を使って進めています。
それ程までに、浄水場の夜勤は暇で自由度が高いです。
浄水場で夜勤のみの現場があれば今すぐ異動をしたいです(笑)
浄水場正社員の夜勤のメリットとは?
業務がかなり少ない
トラブルさえ起きなければ、座ってモニターの監視をしているだけで大丈夫です。
モニターの監視も、数十分に1回の頻度で流し見して終わりです。
なので、自分の仕事中といえど、自分のために使える時間が大半になります。
正直、あまり働いているという感覚が起きません。
▼夜勤の楽さについて詳しく知りたい方は過去の記事をご覧ください。
夜勤手当がもらえる
夜勤手当は、深夜時間(一般的には22時~翌5時)に勤務する労働者に対して支払われる賃金の割増分です。
日本の労働基準法では、深夜労働に対して「基本賃金の25%以上」を加算することが義務付けられています。
私の給料では、夜勤1回あたり約2500円の手当がつきます。
月に8回夜勤を行えば、手当だけで約2万円の収入になるので、とてもありがたいです。
夜勤後は明け休みがあるから出勤日数が減る
夜勤後には「明け休み」が設けられるため、結果として出勤日数が減ります。
明け休みがあることで、1週間の出勤日数は3〜4日程度です。
シフトの調整をすれば連休の取得もでき、プライベートが充実します。
僕の職場では、月の出勤日数は大体14日とかなり少ないです。
▼実際のシフトを詳しく知りたい方は別の記事をご覧ください。
浄水場正社員の夜勤のデメリットも知っておこう
生活リズムが不規則になりやすい
浄水場の勤務では「日勤→夜勤→明け→休み」というサイクルが基本です。
夜勤を1回挟むだけでも、注意しないと体内時計がすぐに狂います。
私の場合、「明け」の日に眠気が強いときは、お昼に1〜2時間だけ仮眠を取ります。
そして、夜はいつも通りの時間に眠るようにしました。
この方法を続けるようにしてから、生活リズムが崩れていた時に感じていた慢性的な疲労や眠気が、かなり軽くなりました。
そのおかげで今は疲労感なく休日を楽しめています!
急な休みを取りにくい
浄水場の夜勤はシフト制です。
シフト制では、もし体調を崩して急に休むことになった場合に、代理が必要だったり、誰かが早出か残業でカバーする必要があります。
もちろん、休むことはお互い様ということはみんな理解しています。
それでもやはり気を遣ってしまい、休みの申し出はしにくいです。
さらに、夜勤を休む場合は、有給休暇を2日分消化しなければなりません。
それも重なって、急な休みは取りにくいです。
僕の職場は残業嫌いな人しかいないので、できる限り出勤するようにしています。
悪天候時は大変
台風などの悪天候時は、水質が悪くなったり、設備にトラブルが発生したりすることがあります。
そんなときは、、仮眠を取る余裕がないので対応に追われることになります。
普段の夜勤はかなり落ち着いて時間が過ぎていくので、こういった急な忙しさは特に大変に感じると思います。
ただし、私の場合は2年間働いて夜勤中に仮眠が取れなかったことは一度もありません。
地域や季節にもよると思いますが、大きなトラブルは滅多に起きないと私は実感しています。
まとめ
この記事では、浄水場夜勤のメリットデメリットについて解説しました。
本記事をざっくりまとめると、下記の通りです。
夜勤のデメリットよりもメリットのほうが圧倒的に多いと、働いてみて実感しました。
シフト制なので、平日や土日に関係なく休みを取れるのが便利です。
さらに、勤務日数が少ないので連休も取りやすく、自分の時間をしっかり楽しむことができています。
夜中働くことに抵抗がない方には本当にお勧めできる仕事です!
それでは今回の記事は以上となります。